オオクワガタの幼虫を育てたい!幼虫の飼育方法や注意点

オオクワガタ 幼虫

 

夏休みになると、子供が山へ採集に出かけるのがクワガタですが、その中でも憧れの的となっているのが、「オオクワガタ」です。

 

体長が7cmを超えるサイズにまで成長する個体もいるオオクワガタは、子供だけでなく大人からも人気を得ています。

 

そんなオオクワガタを、幼虫から自宅で育てたいと考えた時、どう飼育したら良いのか疑問に感じますよね?

 

成虫とは大きく異なる容姿をしている幼虫なので、育て方も独特なものです。

 

ここでは、オオクワガタの幼虫を育てる方法や注意点などについて紹介していきます。

 

 

1.オオクワガタの幼虫を育てる前に準備する物

 

オオクワガタ 幼虫

 

オオクワガタは、幼虫からサナギになり羽化することで見知った成虫の姿になる過程を取ります。

 

そのため幼虫と成虫では容姿が大きく変わり、生態も変化するので幼虫と成虫で育て方が違うのです。

 

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オオクワガタの幼虫を飼育するには、その前に以下に挙げる物を準備してください。

 

  • 菌糸ビン
  • 温度計
  • サイズの違う菌糸ビン

 

オオクワガタの幼虫を育てるときに準備する物は、菌糸ビンと温度計だけです。

 

実はオオクワガタの幼虫を育てるのに、以前は発酵マットによる飼育が一般的でした。

 

大きくなりにくいですが、管理がしやすいので子供がお世話をするときなどは、この方法が用いられていたのです。

 

ところが最近は、キノコ菌が培養されているオガ粉を、専用のボトルに詰めている「菌糸ビン」による飼育が主流となっています。

 

栄養を吸収しやすいので、オオクワガタの幼虫が大きく育ち、成虫後のサイズに影響を与えるため、ブリーターの間では当たり前の飼育スタイルです。

 

また菌糸ビンに入れた幼虫が十分に育つには、温度が密接に関係しています。

 

ですから飼い主は、温度計も用意しておく必要があるでしょう。

 

 

2.オオクワガタの幼虫を育てる4つのコツ

 

オオクワガタ 幼虫

 

オオクワガタの幼虫を飼育する前に、どんな物を準備したら良いのかについて理解できました。

 

ホームセンターやネット通販などで、菌糸ビンは販売されているので幼虫個体とセットで購入するのも良いかもしれません。

 

では、オオクワガタの幼虫を飼育するには、どういった方法を用いるべきなのでしょうか?

 

 

@ 幼虫のサイズで菌糸ビンの大きさを変える

 

オオクワガタ 幼虫

 

オオクワガタは3段階の幼虫期間を経て成長するので、幼虫の過程を理解しておくことが大切です。

 

幼虫は、1令、2令、3令の順で大きくなり、3令を過ぎたらサナギになります。

 

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現在、幼虫がどの段階にいるのかは、「頭の大きさ」がそれぞれで一回りずつ大きくなるので、ここで判断が可能です。

 

幼虫の大きさに応じて、菌糸ビンのサイズを変えてあげると、幼虫もストレスを感じることなく生活ができます。

 

  • 500cc:1〜2令
  • 800cc:2〜3令
  • 1400cc:大型のオス

 

この目安を覚えておくと、幼虫を飼育する際の菌糸ビンの目安を理解することができるでしょう。

 

 

A 食痕が拡大したら菌糸ビンを交換する

 

オオクワガタ 幼虫

 

幼虫を菌糸ビンで飼育する理由は、キノコ菌によって分解されたオガ粉が幼虫が栄養を吸収しやすくなるからです。

 

つまり菌糸ビンの中には、幼虫の餌が豊富に入っているので、バクバクと食べ続けてくれます。

 

食べてくれるのは結構なことですが、次第に菌糸ビンに茶色い部分が広がってくるようになるでしょう。

 

これは「食痕」と呼ばれるもので、菌糸ビン内に餌が少なくなってきた証拠です。

 

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この食痕がビン全体の7割ほどを占めるようになったら、菌糸ビンを交換、つまりお引越しをします。

 

だいたいですが、オスの幼虫で3回、メスの幼虫で2回は、サナギになる間に好感を必要としますので予備を購入しておいてください。

 

 

B 幼虫が黄ばんできたら静かに様子を見守る

 

オオクワガタ 幼虫

 

幼虫が大きくなり、3令を過ぎたら体色が黄ばんできます。

 

何も知らないと「病気になったのか?!」と心配するかもしれませんが、これは成長が進んでいる証拠なので安心してください。

 

オオクワガタの幼虫は、サナギになる前に体色が黄ばんだようになるので、サナギになる前兆と理解できます。

 

この時期の幼虫はとてもデリケートなので、菌糸ビンを揺さぶったり、手で触ったりしてはいけません。

 

飼い主は静かに様子を見守り、後の作業は幼虫に任せて手を加えないようにしましょう。

 

 

C サナギ室を作ったら無理に動かさない

 

オオクワガタ 幼虫

 

幼虫も大きくなり、3令を過ぎて体色が黄色くなったら、いよいよサナギになり羽化を待つばかりとなります。

 

オオクワガタの幼虫は、この時期になると菌糸ビンの中に潜って「サナギ室」と呼ばれる穴を作りそこで動かなくなるのです。

 

サナギ室はその個体がちょうど入れる分だけの大きさを作るので、絶妙な大きさに保たれています。

 

人間が菌糸ビンを振るなどすると、サナギ室が破壊され、うまく羽化できない恐れがあるためサナギになったら細心の注意を払うようにしてください。

 

食痕が目立ってきても、サナギ室を作り始めたら菌糸ビンの交換をしてはいけません。

 

また、サナギになる前に「前サナギ」という状態になり、仰向けになったまま動かなくなります。

 

これは死んでしまった訳ではないので、そのまま静かに様子を見守ってください。

 

 

3.オオクワガタの幼虫を育てる際の注意点

 

オオクワガタ 幼虫

 

オオクワガタの幼虫を飼育する上で、注意したいのは「温度管理」です。

 

最初の章で準備する物に、「温度計」が挙げられていたのを思い出してください。

 

実は幼虫が成長する速度というのは、基本的に温度によって大きく左右されます。

 

温度が適していなければ、成長が鈍化し来年の夏にサナギから羽化することができず、もう1年を待つ必要も出てくるでしょう。

 

オオクワガタをはやく羽化したいと考えているなら、幼虫期の温度についてこまかくチェックする必要があります。

 

最適な温度は18〜20℃程度です。

 

これいじょう、たとえば23〜25℃で育て続ければ、半年ぐらいで羽化してくれます。

 

通常は1年ほどかかるのを考えれば、およそ半分の月日で羽化まで成長してくれるのは魅力です。

 

ただし暑すぎると、オオクワガタの幼虫は死んでしまう可能性が高くなるので、どちらで育てるにしても温度管理は飼い主に求められる責任といえます。

 

 

まとめ

 

オオクワガタ 幼虫

 

ここでは、オオクワガタの幼虫を育てる方法や注意点などについて紹介していきました。

 

オオクワガタの幼虫は、菌糸ビンと呼ばれる飼育ビンの中に入れ、食痕が拡がってきたら交換する程度のお世話で十分です。

 

サナギになるまで成長すると、自らサナギ室を作るので、そのころは特に手伝うことはなく飼い主は静かに様子を見守っていきましょう。

引き続き、「カブトムシ・クワガタの飼育方法」を紹介していきます↓




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