カブトムシの羽化を観察しよう!羽化に見られる特徴や注意点

カブトムシ 羽化

 

子供なら誰もが熱中し、山の中を走り回りトラップを仕掛けた所にいたなら大喜びしたのが、「カブトムシ」です。

 

動きが遅いので子供でも捕まえるのは簡単ですし、角や黒々とした体色は子供の目から「カッコいい」と写るので人気があります。

 

そんなカブトムシですが、普段目にしている個体は成虫で、幼虫は芋虫のような形で全く容姿が異なることをご存知ですか?

 

幼虫から成虫に成長する段階で、羽化をするのですが、そのデリケートな時期はどう接するべきか飼い主は誰もが悩みます。

 

ここでは、カブトムシの羽化の特徴や、飼い主が注意するべき点などについて紹介していきます。

 

 

1.カブトムシが羽化する時期

 

カブトムシ 羽化

 

カブトムシは幼虫から成虫に成長する過程で、サナギになります。

 

そしてサナギの期間が終わりを迎え、いよいよサナギから成虫が出てくることを「羽化」と呼ぶのです。

 

頻繁にお目にかかれるものではありませんから、羽化の瞬間は飼い主であれば誰もが目撃しておきたいところ。

 

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ではカブトムシの羽化は、どの時期に始まりを迎えることが多いのでしょうか?

 

これは自然界でも飼育下でも時期に違いは見られず、だいたい6月〜7月にかけて羽化が行われます。

 

一般的な時期なので、環境や個体によって多少前後はしますので、あくまでも目安として考えてください。

 

20℃に届かない低温状態で飼育していると、羽化どころかサナギにすらならず幼虫のまま死んでしまうケースも少なくありません。

 

個体差という面で考えると、メスやオスでも体の小さいカブトムシに関しては、羽化が早まる傾向があります。

 

サナギになってから羽化するまでの期間は、およそ1ヶ月半から2ヶ月ぐらいです。

 

 

2.カブトムシが羽化する際の管理方法

 

カブトムシ 羽化

 

カブトムシがサナギになり大人しくしているとき、飼い主は何をしてあげるべきか悩んでしまいますよね?

 

羽化直前の様子を目撃するなら、心の高鳴りを止めることはできませんが、まず飼い主は「心の準備」をしてください。

 

まず羽化直前のサナギは、どういった形状をしているのかをまず確認しておきましょう。

 

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羽化直前のサナギは、真っ白ではなく真っ黒に近い色をしており、しぼんだように小さくなっている特徴があります。

 

サナギになりたての頃とは大きく異なっているので、羽化直前だという点をすぐに理解できるのです。

 

この際、飼い主は以下の点を注意して管理してください。

 

  • 動かさないで安静にさせる
  • さなぎ室のゴミを取り除く
  • マットを適度の湿らせておく

 

羽化は自然界において誰の手も借りず、自らの力によって行われるので人間が手を加える必要はありません。

 

また強制的に動かすと、羽化できずに死んでしまうことも考えられるので、動かさずに安静にさせましょう。

 

可能であれば、さなぎ室に発生したカビやダニ、マットの破片などを取り除き万全の態勢で臨ませることが大切です。

 

ここまでくれば慣れているとは思いますが、マットが乾燥しないよう適度に湿り気を与えることも忘れないでくださいね。

 

羽化する直前に関して、飼い主ができる世話は限られていますが、どれも大切な管理となるので怠らないようにしましょう。

 

 

3.カブトムシが羽化した直後の注意点

 

カブトムシ 羽化

 

カブトムシの羽化は、およそ1年という寿命の中でもハイライトを迎える非常に重要な場面。

 

卵から気を付けながら育ててきたカブトムシが、いよいよ成虫へと成長する段階ですから、感動する人も多いはず。

 

羽化をする場面は、子供が生命の神秘に触れることができるので貴重ですが、実は羽化した直後は注意したい点があります。

 

まず、羽化したてのカブトムシはとても柔らかいので、サナギの殻を手で取り除こうとは決してしないでください。

 

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むやみに触ってしまうと、羽が変形したりして上手く飛ぶことができなくなる恐れがありま。

 

マット内で飼育をして羽化をしたならば、できる限り自力でサナギ室から出てくるのを見守りましょう。

 

羽化した直後はとても弱々しいので、何とか助けてあげたいと感じますが、人間が手を出すことによって個体が弱り寿命を短くさせる可能性もあります。

 

羽化した直後も、羽化直前と同様、飼い主は静かに見守ってあげてください。

 

 

4.カブトムシの羽化が上手くいかない理由

 

カブトムシ 羽化

 

自然界と違い飼育下では天敵や環境の急変などはありませんので、サナギから成虫になる羽化は成功しやすいです。

 

とはいっても、全てのサナギが羽化に成功する訳ではなく、飼育下でも7割程度ではないかと言われています。

 

では残りの3割は、どうして羽化に失敗しそのまま死んでしまうのでしょうか?

 

動物のことなのでハッキリしたことは分かりませんが、ひとつに「サナギ室の環境異変」が挙げられます。

 

サナギ室は羽化するまでカブトムシが安静にしている場所で、ここの環境により羽化の成否が変わってくるのは事実です。

 

羽化に失敗しても死なない場合は、「羽化不全」といって、羽が閉じていなかったり、角が曲がっていたり、甲羅にシワが発生したりします。

 

サナギ室は広すぎても、窮屈でもダメでフィットしている必要があるので難しい部分ではあります。

 

また、個体が持つ生命力や持病、遺伝的な問題などによりサナギから羽化のプロセスに異常が発生し、そのまま羽化できずに死んでしまう個体もいるのです。

 

こればっかりは仕方がないので、羽化できなかったカブトムシはすぐに取り除いてカビなどの発生を防ぐようにしましょう。

 

 

まとめ

 

カブトムシ 羽化

 

ここでは、カブトムシの羽化の特徴や、飼い主が注意するべき点などについて紹介していきました。

 

カブトムシがサナギから成虫に成長する過程を羽化と呼び、カブトムシの飼育における最終章を成すため是非この目で観察したいものです。

 

しかし、羽化直前から羽化直後にかけてのカブトムシは、非常にデリケートなので人間は手を加えずに静かに見守ってあげるようにしてください。

 

羽化に失敗する理由は様々ですが、そのまま放置しておくと衛生面で悪影響を与えるためすぐに取り除きましょう。

引き続き、「カブトムシ・クワガタの飼育方法」を紹介していきます↓




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